知的精神障がい者ができる「仕事」を創る方法があります。
とはいっても、新規に事業を立ち上げるのではありません。
特例子会社を設立しそこで障がい者が仕事をすることもできますが、それができる企業ばかりではありません。
事業内容によっては数億円の投資を必要とするケースもありますし、親会社から安定した業務量の確保もしなければなりません。
私たちがその「仕事」を創ります。
メディアネット女子10人会はこの12月5日、相模原市南区に「横浜コッペ」をオープンしました。
パン類を販売する店舗です。
コッペパンや菓子パンはパン製造事業者に委託し、コッペパンにジャム、クリーム、フルーツを入れたり、コロッケ等を入れたバインミーも販売します。
知的精神障がい者の仕事は、ジャム・クリームを塗る、包装、品出し、そして店舗清掃などです。
人との接触が苦手な方はバックヤードの作業やリモートの仕事もあります。
当会の一般パート従業員が一緒に働きながらそのフォローをします。
更に就労移行事業所、A型事業所、B型事業所で支援経験のある方も加わり、定着できるようにしていきます。
知的精神障がい者が作ったものは「市場価値ゼロ」という考えは決してあってはなりません。
障害者雇用促進法や共生社会創りの基本的理念実現のために私たちは活動をしていきます。
今後、神奈川県は「横浜コッペ」、東京都・千葉県は「とうきょうコッペ」、埼玉県は「ところコッペ」、愛知県は「名古屋コッペ」、大阪府は「おおさかコッペ」で店舗展開をし、知的精神障がい者が働ける場を創ります。